2017年に愛犬リンスを亡くしました。リンスが亡くなる前も後も、私はグリーフケアについて何の知識もなく、後悔や自責、他責の念に苛まれていました。そうしてペットロスの悲しみが癒えぬまま2年が過ぎようとしていた2019年3月に、獣医師で動物医療グリーフケアアドバイザーの阿部美奈子先生のサイトに偶然たどり着きました。そして阿部先生にカウンセリングを受けさせて頂くことになりました。

カウンセリングを受けさせて頂く前に、リンスと自分の事、そしてリンスと家族の事を先生に知って頂きたかったので、ちょうどその頃このムービーが出来上がったところで、先生にムービーを見て頂きました。

ムービーのストーリーは、看取れなかった最後の時の事も含め、リンスの思い出を絶対に忘れたくないという一心で、出会ってから亡くなるまでの事を一気に書き上げたものでした。阿部先生から、「リンスちゃんの目からストーリーが成り立っているのが素敵ですね。　出会ってから亡くなった今も家族の中心として心が結ばれていますね」とお言葉を頂きました。

そしてそれから本当に嬉しかったのですが、阿部先生を講師にお迎えし10月に京都で開催される「第一回飼い主さん対象動物医療グリーフケアフォーラム in京都」でこのムービーを発表しませんかとご提案頂きました。

阿部先生から、「ご参加のみなさまにリンスちゃんのストーリーが大きなメッセージとして伝わると思います。リンスの命が輝きますね」と言って頂きました。

フォーラム当日は、参加された約100名の皆様の前でリンスのムービーを上映させて頂きました。阿部先生は「ペットは良いタイミングを選んで逝くこと、最後のとき立ち会えなくともペットと家族の絆は永遠であることをお伝え出来ました」と話されました。

このムービーの制作において、たくさんの方々にご協力を頂き、素晴らしい作品となりました。ご協力いただいた方々には心から感謝致します。

このムービーのオープニングは、阿部美奈子先生からのお言葉を集めて作っています。
皆様、愛犬リンスのストーリーを是非見て下さい。

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